角田岬
巻町角田浜(巻・潟東ICから車で約30分)
白亜の灯台があり、灯台下には「判官舟かくし」の侵食洞や日蓮聖人の史跡である「三題目」に通 じる遊歩道もある。夏のハイキングや磯釣りに絶好。近くには海水浴場もあり、県内外の大勢の海水浴客で賑わう。
妙光寺
巻町角田浜(巻・潟東ICから車で約30分)
文永八年(1271)佐渡へ流罪となった日蓮が寺泊から船出したが、嵐に見舞われ角田の磯に漂着した。その時に書かれた三題目(「岸の題目」「岩の題目」「波の題目」)にちなんで角田山妙法寺・蓮華寺・経王寺の一山三ヵ寺は正和二年(1313)に建てられ、その後、蓮華寺と経王寺は他所へ移り、妙法寺は妙光寺と改称され、現在に至っている。妙法寺の現本堂は火災で焼失後、正徳五年(1715)に再建されたものである。
岩の題目
巻町角田浜(巻・潟東ICから車で約30分)
日蓮聖人が流刑に処せられ佐渡に向かう途中、強風に吹き寄せられて角田の磯についた際、近くの岩石に衆生結縁と龍神供養のために書かれた題目である。このほかに岩の題目、波の題目があり、これらを三題目と呼んでいる。
七面大明神教化の岩屋
巻町角田浜(巻・潟東ICから車で約30分)
妙光寺付近に大きな岩穴があり、そこに七頭一尾の悪蛇が住み土民を悩ましていたが、日蓮聖人はこの悪蛇を教化に伏し、悪行を改めさせ、法華経の行者を守護するとの誓いをたてさせ、以後悪蛇は身延七面 山に鎮座して、末法の鎮守として崇敬される七面大明神となったと伝えられる。

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